夢の正体・実態
同じ夢でも吉夢のこともあれば、凶夢のこともあります。
仮に二人の人物が、まったく同じ夢を見たとします。
ひとりは貧しく、自分の不幸を嘆きつつ暮らす人。
もうひとりはとても裕福で、満ち足りている人。
この二人が泥を全身に浴びる夢を見たとします。
泥というのは、困難を象徴しているので、
苦しい状況に追い込まれることを予兆させます。
満ち足りている裕福な人にとっては、
確かに今の幸福が逃げて行き、困難が訪れることを意味します。
つまり、凶夢
ところが、すでに不幸を感じている人には、
これ以上落ちるところはありません。
ですから、この人にとっては、
運気が好転することを暗示した夢なのです。
つまり、吉夢
個人を取り巻く環境や、抱えている問題、過去の体験などによって、
まったく同じ夢でも吉凶が分かれてしまうこともあるのです。
夢は深層心理からの語りかけです。
それは一方通行ではないので、返答を待っているものです。
途中で終わった夢なら、
心の奥底からのメッセージも当然中途半端なままです。
夢も続きを語りたがっているのです。
途中で終わった夢は、ぜひとも続きを見よう、見せてください、
という気持ちを持ちさえすれば、見ることができます。
眠りに付く前に心を落ち着かせ、
前に見た夢を思い出し、
続きを見せてくださいと願うといいようです。
何とも思っていない人どころか、
まったく知らない人だって、夢の中に登場したりします。
それは、その人たちの体を借りて、
夢はあなた自身を見つめさせているからです。
その人たちは、夢の中であなた自身を象徴しています。
その人に好感を持ち、親しくしているようなら、
あなた自身を肯定しているのです。
反対に嫌悪感を持ったなら、
自己嫌悪の表れというわけです。
また、その人と夢の中でデートしたり遊んだり、
おしゃべりするのは、願望や満たされない思いを、
夢で解消しているのです。
夢は深層心理が語りかけるあなたへのメッセージであり、
何らかの気づきをうながすものです。
なので、何度も見る夢には大きな意味があります。
夢の意味に気づかないからこそ、
何度も同じ夢を見せて注意をうながすのです。
逆に、夢が語ろうとしていることを一度で把握できたなら、
同じ夢を何度も見ることはないでしょう。



